奥州・金ケ崎

胆沢町音頭40年ぶり復活へ 26日に水の郷夏祭り 盆踊りパレードなど【奥州】

「いさわ水の郷夏祭り」をアピールする実行委のメンバー

 奥州市胆沢の「いさわ水の郷夏祭り」(いさわのまつり実行委主催)は、26日に同市胆沢南都田の胆沢文化創造センターと同センター西側市道で開かれる。今年2月に36回の歴史に幕を下ろした「全日本農はだてのつどい」に代わる行事として、厄年連のパフォーマンスや盆踊りパレードなどさまざまなイベントを組み合わせてにぎわいを呼び込む。同パレードでは40年ぶりの復活となる「胆沢町音頭」を披露する。

 開催時間は午前11時~午後8時。主なイベントは、市道を歩行者天国にしたジャンボボウリング大会や郷土芸能の披露、福餅&菓子まき、厄年連パフォーマンス、盆踊りパレード、抽選会、花火の打ち上げなど。同センターでは、お笑い芸人の真空ジェシカとスパイシーガーリックによるライブ、水沢一高吹奏楽部の演奏、よさこい団体・飛勇凛の演舞、狼ケ志田神楽の披露などを予定する。

 このうち盆踊りパレードは、午後6時40分からで「やまゆり音頭」「つがい踊り」のほか、1958年に作られた胆沢町音頭(当初は胆沢村音頭)が40年ぶりに復活する。84年に同町誕生30周年を記念してやまゆり音頭が作られたため、胆沢町音頭は徐々に踊られることが少なくなった。実行委によると、150人以上が参加を予定している。

 初開催のジャンボボウリング大会は車道10メートルをレーンにし、バランスボールを転がして高さ1・5メートルのピンを倒すゲーム。厄年連パフォーマンスは25歳、33歳、42歳、49歳の4団体が出演し、農はだての終盤で披露していた輪踊りのつがい踊りを演じる。

 実行委会長を務める市役所胆沢総合支所の佐々木靖郎総合支所官は「市町村合併前まで夏のイベントとして親しまれた盆踊りパレードなど盛りだくさんの内容で開催する。胆沢町音頭は50歳以上の人には懐かしく感じられると思う。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。

 お笑いライブは当日午前10時30分から同センターで入場整理券(1人2枚まで)を配布する。

 問い合わせは、同支所内の実行委事務局=0197(34)0313=へ。

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