県内外

スタミナ付け暑気払い きょう「土用の丑」

出来たてを提供するため、注文が入る都度たれを付けて焼き上げられるうなぎ=一関市田村町の梅茂登

 19日は「土用の丑(うし)」。県南地方でうなぎを扱う料理店には暑い夏をスタミナを付けて乗り切ろうと、うな重やかば焼きの注文が次々と入り、うなぎを焼く厨房(ちゅうぼう)の中は食欲をそそる甘く香ばしい匂いに包まれている。

 1912(大正元)年創業の老舗料理店梅茂登(一関市田村町、加賀邦彦代表取締役)では、朝から職人がさばいて白焼きと蒸しを行ったうなぎを、客の注文が入る都度、こだわりのしょうゆとみりんで甘みを出した濃厚な田舎だれに繰り返し付けて焼いている。

 18日は、一足早くうなぎを食べようと常連客らが開店から訪れ、肉厚でしっかり脂が乗った焼きたてのうなぎに舌鼓を打った。テークアウトの注文も入り、厨房は終日調理に追われた。

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