奥州・金ケ崎

着付け 熟練の技で 全日本選手権へ稽古 和装学園 岩手・宮城【金ケ崎】

全日本きもの着付選手権大会に向け、稽古に励む選手ら

 大阪・関西万博で開かれる第53回全日本きもの着付選手権大会(NPO法人日本礼美協会・日本和装学園主催)に向け、岩手、宮城両県にある同学園系列の着付け教室に所属する選手らによる合同稽古が21日、金ケ崎町西根の町中央生涯教育センターで行われた。本県勢は優勝の常連だけに活躍が期待されている。

 選手のうち7人は仙台市で6月に開かれた同選手権大会東奥羽大会留め袖の部の通過者。今月27日に同万博フェスティバル・ステーションでの本戦に臨み、ステージ上で客席に向かったまま鏡を見ずに、制限時間内に美しい所作で留め袖を着付ける技を競う。

 また、4人は本戦で目隠し着付けの部に出場。講師の資格を持ってキャリアを積んだ実力者を対象とした部門で、目隠ししたまま、研ぎ澄ました指先の感覚などを頼りに熟練の技で着付けに挑む。

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