一関・平泉

沿線の魅力 大漁旗に 山や海、竜デザイン 大船渡線100周年記念で平泉・一関DMO

大船渡線開業100周年を記念した大漁旗。愛称にちなんだ竜、沿線の山や海など描かれている
JR大船渡線開業100周年を記念した法被

 世界遺産平泉・一関DMO(松本数馬代表理事)は、JR大船渡線100周年を記念した大漁旗を作製した。希望に応じて貸し出しするなど、機運醸成へ幅広く活用していく。

 同線一ノ関―摺沢間の100周年記念事業の一環で、10社・団体の協賛を受け12枚用意。デザインは一関市在住のデザイナー・イラストレーター有華さんが担った。

 「祝 ドラゴンレール線100周年」の文字、沿線自治体や駅名などに加え、同線の愛称にちなんだ竜を描写。沿岸部と内陸部を結ぶ路線として、沿線の山と海も表現した。

 旗は、さまざまなイベントやプロモーションに活用する。松本代表理事は「手間をかけた本染めならではの良さ、大船渡線の魅力が詰まっている。これからも続く千厩、気仙沼などの開業100周年の機運を盛り上げていければ。希望があれば貸し出すので、どんどん使っていただきたい」と話している。

市観光協は法被 駅名、列車あしらいPR

 一関市観光協会(佐々木賢治会長)は、JR大船渡線開業100周年を記念した法被を作製した。イベントやプロモーションで役立てていく。

 法被には一ノ関―気仙沼間の各駅名をはじめ、愛称「ドラゴンレール」にちなんだ竜のイラストと列車が描かれ「DRAGON RAIL 100th」と記されている。

 15着用意し、同協会や同線100周年記念事業委員会、市などの関係者が着用。12日に同市千厩町で開催された開業100周年記念イベント「セン・セン・センマヤ・フェスティバル」で早速活用され、盛り上げに一役買った。

 同協会の菅原清忠事務局長は「イベントやプロモーションなどで着用して開業100周年をアピールし、大船渡線の利用者増加と地域の観光振興につなげていきたい」と話している。

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