心安らぐ淡い光 成島毘沙門夢灯り展【花巻】
花巻市東和町の伝統工芸・成島和紙のランプシェードを使ったライトアップイベント「成島毘沙門夢灯(あか)り展」が25日、同町の三熊野神社(伊藤幸夫宮司)で始まった。600基を超える市民手作りのランプシェードが飾られ、手すき和紙から透ける優しい光が見る人の心を癒やしている。27日まで。時間は午後5~9時。
350年以上前から同町成島地区で受け継がれ、市無形文化財にも指定される成島和紙の魅力発信などを目的に、元市地域おこし協力隊の赤津有美さん(44)=同町=が発案して2023年に始まった。
5回目となる今回は、23年からこれまでに町内の児童生徒や市民らがワークショップなどで制作した600基以上のランプシェードを境内に設置。大きさや形もさまざまな作品が放つ淡い光が夏の夜を彩っている。
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