県内外

身近な物事 数値化 盛岡 児童が統計グラフ作り

身の回りの物事をテーマに統計グラフ作りに取り組む参加者

 県内の児童と保護者を対象にした2025年小学生統計グラフ教室(県、県統計協会主催)は26、27の両日、盛岡市内で開かれた。2日間で46組の親子が参加し、テーマ設定やデータのまとめ方、使用するグラフの選択、作成方法などを仲良く学び、統計データの役割に理解を深めた。

 同教室は、身の回りの物事をテーマに統計グラフを作成し、統計的なものの見方や考え方などを身に付けてもらおうと、03年度から開催している。

 初日は小学1~3年生と保護者22組、最終日は同4~6年生と保護者24組がそれぞれ受講した。このうち、最終日は岩手大附属中学校の金祐輝教諭が講師を務め、統計の役割のほか、円や棒、折れ線といったグラフの種類をはじめ、作り方を手ほどきした。

 子どもたちは、講義に続いて統計グラフの作成に挑戦。「おやつと起きる時間と食欲の関係」「数で見る軍事力」「プロ野球でどのぐらい打つと1番になれるのか」など、さまざまなテーマで見やすく分かりやすいグラフの作成に励んだ。

momottoメモ

県では、県内の児童生徒らを対象にした第69回県統計グラフコンクールを実施しており、8月27日まで応募作品を受け付けている。

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