県内外

酒米確保支援を 酒造組合、県へ要望書【岩手】

達増知事(左)に要望書を手渡す久慈会長

 県酒造組合(久慈浩介会長)は20日、酒造用原料米の価格高騰が県内酒蔵の経営を苦しめているとして、県に酒米確保に関する要望書を提出した。必要量を確保できなければ、清酒の減産も考えざるを得ないことから、酒蔵の酒類製造数量維持と安定経営に向け支援を求めている。

 同組合によると、2024年産の酒米購入価格は前年比で約20%上昇しており、25年産はさらなる上昇が見込まれている。主食用米の価格高騰を背景に、農家が酒米から主食用米に作付け転換する動きもあり、県産酒造好適米の必要数量確保が困難になることが懸念されている。

地域の記事をもっと読む

県内外
2025年8月21日付
県内外
2025年8月21日付
県内外
2025年8月21日付
県内外
2025年8月21日付