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コロナ禍以降、感染リスクを避けるためにオンラインサービスの利用が広がっています。買い物から娯楽まであらゆることがオンラインでできる現在、一関信用金庫ではウェブでローンが契約できる新しいサービスが好評です。来店不要の「WEB完結ローン」を担当する一関信用金庫の阿部賢太郎さんに、非対面サービスの利点とサービスに込めた思いを聞きました。


一関信用金庫のウェブ完結ローンは2020年4月にサービス開始。21年6月現在、マイカーローン、教育ローン、フリーローン、カードローンなどがウェブ完結に対応しています。完結ではありませんが、何かと書類が多い住宅ローンもスマートフォンからの申し込みが可能。ウェブでできることが広がっています。
申し込みは支店の営業時間に関係なく、お好きな時間にできます。ウェブ完結型なら書類の記入や郵送が要らず、お届け印も要りません。教育ローンなどで学校指定の振込用紙が必要な場合などを除き、窓口に足を運ぶことなくローンを組むことができます。
「もともと仮審査の申し込みはネットでも受け付けていましたが、年々ネット申請が増えてきて、ウェブ完結型への期待が高まっているのを感じていました。これまではネットで申し込んでも、書類を書いてもらい、控えをお渡しして、通帳を預かって、振込手続きをして…と、2、3回は来店していただく必要がありましたから、ウェブ完結になってそういう不便をお掛けすることがなくなり、正直かなり便利になったと思います」と阿部さんは話します。
平日の日中に勤務している人はもちろん、家事や子育てで時間がない、支店が遠い、または「対面で聞くと断れなくて…」という人にもウェブ完結ローンはうれしいシステム。しかも、メリットは来店不要だけではありません。
「実は、ウェブ完結ローンは店頭での申し込みよりも金利が優遇されています」。
ローンを組むときは、少しでも負担を減らすのが鉄則。契約時だけではなく、長い返済期間にわたってもウェブ完結にはメリットがあります。

ウェブ完結ローンのスタートから1年が経過し、阿部さんは「初めは若い世代が中心になるだろうと予想していましたが、60代以上の方にもスムーズにご活用いただいています」とオンラインサービスの浸透を実感しています。
「最終のメールをして電話をすると、お客さまから『これで終わりですか?』と驚かれることがよくありました。『もっといろいろやらないといけないと思っていました』と。実は、スピード感だけでいえば窓口で手続きした方が早い場合もあります。ウェブだと免許証の写真が見えなくて再アップロードをお願いしたり、夜にメールをいただくと翌日の回答になったりしますので。だからこそ『思ったより簡単だった』と喜んでもらえると、少しは役に立てたのかなとうれしくなります」。
ウェブ完結ローンでは利用者がウェブ上で内容を確認し、契約に同意します。非対面が最大の特徴ですが、阿部さんは「一度は電話をする」ことを心掛けています。
「メールだと長文になりそうな金利優遇の条件や、お客さまの返済プランについて説明させていただきます。納得して申し込んでいただきたいし、電話が『サポート歓迎』のメッセージにもなると思うので」
ウェブ完結ローンの入力や書類のアップロードは、慣れていない人にとっては不安なこともあります。だからこそ「分からないときは、電話でも窓口でも喜んでフォローします」という阿部さんの言葉に背中を押される人も多いのではないでしょうか。実際、スマホを手に来店したお客さまが、操作方法を教わりながら窓口で「ウェブ完結」したこともあったそうです。
「ウェブ完結型になっても、お客さまとの距離が遠くなったという感じはしません」と阿部さん。「お客さまのことを思って繰り返し確認するのはウェブでも窓口でも同じですから。一関信用金庫は地域の一番身近な金融機関。もっと近く、もっと相談しやすい存在になるためのオンラインサービスにしていきたいと思っています」。
信用金庫といえば「face to face」=「対面」が統一キャッチフレーズ。非対面を売りにするウェブ完結ローンにも、しっかりface to faceの精神が息づいています。