奥州・金ケ崎

イワナの稚魚大きくなあれ 木細工小児童が500匹放流【奥州】

地元の人首川にイワナを放流する木細工小児童

 郷土の河川環境への意識を高める機会として、奥州市江刺区米里の鳴瀬振興組合(浅野輝夫組合長)による稚魚の放流事業が13日、同区米里字木細工の人首川火石橋付近で行われた。木細工小学校(土佐野淳校長、児童8人)の全校児童がイワナの稚魚500匹を川に放ち、成長を願った。

 木細工在住の同組合の菊池春男さん(80)が「イワナを放流し川をますますきれいにしていただきたい」とあいさつ。遠野市淡水魚生産組合の協力で準備したイワナの稚魚をバケツに分け、児童たちが静かに川へと流した。

 石の間に引っ掛かった稚魚を助けてあげるなどし、元気に川を泳いでいく姿を眺めて児童たちはにっこり。菊池智果さん(3年)は「かわいかった」と語り、菊池美桜さん(同)も「マグロみたいに大きく育ってくれたらうれしい」と笑顔をのぞかせていた。

 同事業は河川環境を学ぶ機会を提供し、地域ぐるみで環境資源の保全管理を図ることが目的。地区農業者などで組織する鳴瀬振興組合と米里地区の小学校2校が、胆江河川漁協と同生産組合の協力により2007年度から毎年実施している。

 19日には人首小の3、4年生が同校近くの荒町橋付近からヤマメの稚魚約500匹を人首川に放流する。

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