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華やかに大パレード 盛岡さんさ踊り開幕【岩手】

1日開幕した盛岡さんさ踊りのパレード

 盛岡の夏を彩る第40回盛岡さんさ踊り(実行委主催)は1日、盛岡市中央通を主会場に開幕した。初日は44団体、約5300人がパレードに参加し、迫力ある太鼓の音がビル街にこだました。4日までのまつり期間中、延べ257団体から約3万4600人が参加し、延べ約1万2200個の太鼓が繰り出す予定。40回を記念し、最終日には高校生によるさんさ踊りの競演が行われる。

 パレードは午後6時にスタート。華やかなミスさんさ踊りとさんさ太鼓連を先導役に、職場や学校、地区町内会などによる参加団体が、「サッコラ チョイワ ヤッセ」の掛け声とともに約1キロの区間をパレード。そろいの浴衣姿で登場する多くの団体が、太鼓や笛の音とともにしなやかな踊りで沿道の見物客を魅了した。

 先頭集団には、友好都市提携5周年を記念して、女優の比嘉愛未さんや沖縄県うるま市の一行なども参加し、花を添えた。市が新たに製作した花車も運行され、パレードを盛り上げた。

 40回を記念し、4日には市内近郊の高校5校が参加し、さんさ踊りの競演「盛岡さんさ踊り高校選手権大会(さんさ甲子園)」が開催される。また、サブ会場となる市民文化ホール(マリオス)とJR盛岡駅滝の広場前では、ミスさんさらによる華麗な踊りと伝承団体による競演会が各日午後1時ごろから開催される。

 実行委によると、過去最高は2015年の258団体、3万5500人で、16年は254団体、3万4400人が参加した。

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