北上・西和賀

まごころ花壇が見頃 作業完了で市に引き渡し―とばせ園【北上】

見頃を迎えた「まごころ花壇」。植栽、管理に当たるとばせ園関係者、利用者

 北上市二子町の障害福祉サービス事業所とばせ園(佐々木進園長)が、和賀川ふれあい広場(同市下鬼柳)の「まごころ花壇」で進めていた花苗の植え付けが完了し3日、市に引き渡された。色とりどりの花が咲き誇り、市民の目を楽しませてくれそうだ。

 同園は、市から受託して740平方メートルのまごころ花壇に2010年から花苗を植え8年目。今年は6月末から7月初旬にかけてサルビアやマリーゴールド、日日草など14種類、9065本を植え付けた。

 3日は花壇前で引き渡し式が行われ、同園から佐々木園長と担当職員、利用者の計4人が出席。自治会会計の照井恵子さん(43)が及川勝裕市都市整備部長に引渡書を提出した。

 自治会書記の及川悠行さん(25)は「虹をイメージし7色になるよう作った花壇で、10月まで咲き続ける花を選んだ。花も見頃になったので、市民の皆さんに見てほしい」と語り、及川部長は「非常にいいものを作り上げていただき、ありがたい」と感謝した。

 同園では10月末まで草取りや追肥、補植などの管理を続ける。

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