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盛大附、昨夏覇者を撃破 全国高校野球選手権大会

 第99回全国高校野球選手権大会第2日は9日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦4試合が行われ、本県代表で2年連続10度目出場の盛岡大附は前回覇者の作新学院(栃木)に4―1で逆転勝ちし、2回戦に進出した。

 盛岡大附は1点を追う二回、臼井春貴(3年)の左前適時打で同点。五回に暴投で勝ち越すと、さらに2死一、二塁から4番比嘉賢伸主将(3年)の中越え2点適時二塁打でリードを広げた。

 先発の主戦平松竜也(3年)は立ち上がり制球に苦しんだが、中盤から立て直し、力のある直球と鋭いスライダーで強打の作新打線を散発2安打に封じた。

 県勢の初戦突破は5年連続。盛岡大附は県勢初となる3季連続の甲子園勝利を飾った。2回戦は大会第8日(15日)の第1試合(午前8時開始予定)で、9年ぶり36度目出場の松商学園(長野)と対戦する。

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