奥州・金ケ崎

反核訴え日本縦断 ピースサイクル県内通過【奥州】

胆江地方を通過するピースサイクルの参加者

 自転車で全国を縦断しながら原発・核兵器反対などを訴えるピースサイクルの一行が23日、胆江地方を通過し、ドライバーや沿道の住民に平和の大切さをアピールした。

 ピースサイクルは6月の沖縄県を皮切りに、8月下旬まで全国各地のコースで展開中。東日本を縦断するコースには横浜市の橋本輝之さん(65)ら60代の男性3人が参加し、18日に茨城県東海村を出発、青森県六ケ所村を目指している。

 23日は一関市から国道4号を北上。奥州市水沢区に立ち寄った一行は、活動趣旨に賛同する市民2人から激励を受け、盛岡市に向けて再出発した。

 橋本さんは「東京電力福島第1原発事故の被害や影響はいまだに悲惨な現状で、政府のやり方に疑問を持つ国民も多い。これらの問題を訴えるため、微力ながら頑張って続けたい」と思いを語った。

 青森県入りしたピースサイクル参加者は26~28日、再処理工場など核施設抗議行動や大間原発建設への反対、六ケ所村や日本原燃、青森県庁への申し入れを行う「六ケ所行動」を計画している。

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