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「手足口病」患者 県内 警報基準超 まれに重症化、手洗い徹底を【岩手】

 県は24日、県内の手足口病の患者発生状況について、第33週(14~20日)の1定点医療機関当たりの患者発生状況が警報基準の5・0人を上回る5・70人となったと発表し、注意を呼び掛けている。

 県によると、第33週の保健所管内別では二戸が11・50人、県央が8・40人、久慈が7・50人、中部が7・00人、一関が6・00人、宮古5・33人、盛岡市が3・86人、奥州が3・75人、大船渡が3・00人、釜石が2・50人で、特に二戸や県央で多くなっているほか、6地域で警報基準の5・0人を超えている。

 手足口病は乳幼児を中心に夏に流行する急性ウイルス感染症で、口の中や手、足などに現れる水疱性の発疹が特徴。

 まれに髄膜炎を起こし、重症化する場合があるため、県では頭痛や嘔吐(おうと)の症状が出た場合は医療機関を受診するように促している。また、予防対策としては感染者との密接な接触を避けるほか、せっけんと流水による手洗いの徹底を呼び掛けている。

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