北上・西和賀

数量限定 地元の味 あぐり夢くちない 「発酵プルーン」販売【北上】

あぐり夢くちないで販売している発酵プルーンを手にする製造者の菅野喜久子さん

 北上市口内町産のプルーンを使った加工食品「発酵プルーン」が、同町の産直「あぐり夢くちない」で販売されている。セミドライフルーツタイプで、関係者は「大量販売できないが、地元産の手作りの味を楽しんで」とPRしている。

 同産直を運営する直売センター北上協同組合と同町宝積の農業菅野喜久子さん(53)が口内プルーン加工グループを設立。2016年度の市新事業創出支援事業補助金を活用し、プルーンの加工を始めた。

 同町はリンゴ産地で、一部の生産農家はプルーンも栽培している。菅野さんはこれまで、農家から譲られたプルーンを基にジャムなどの加工食品を研究。試行を重ねセミドライタイプの発酵食品を開発した。

 プルーンは9~10月が収穫期。2年目の17年度は、菅野さんが生産者から原料を購入し、これから本格的に発酵プルーン作りに取り組む。「昨年はプルーンが不作だった。今年はできるだけ多く製造したい」と張り切っている。

 昨年は147袋を製造し、県のアンテナショップいわて銀河プラザ(東京・銀座)で販売したところ、100袋売れ好評を得たという。

 商品はプルーンと砂糖のみ使用し、種を取り4日ほど発酵させる。菅野さんは「プルーンは収穫期が短く、自然の状況に左右されるため今年の収穫量はどれくらいか分からないが、たくさんの人に食べていただきたい」と語る。

 プルーンにはビタミン類や鉄分などが含まれている。同組合専務理事でグループ代表の菅野良和さんは「プルーンの収穫量が限られ、ほぼ数量限定販売となるが、組合員が育てた地元産の良さを知ってほしい。リンゴの他にも多くの果物を生産している。これらを生かしフルーツのまちとしてさまざまな商品化ができれば」と意気込む。

 1袋(100グラム)税込みで460円。10月いっぱい製造するが、収穫状況により不定期の入荷となる。問い合わせは同産直=0197(69)2200=へ。

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