花巻

台湾から秋の東北へ 花巻にチャーター初便

歓迎セレモニー会場で記念撮影する観光客

 台湾・中華航空の秋季国際チャーター便歓迎セレモニーは17日、花巻市のいわて花巻空港で行われた。花巻空港国際チャーター便歓迎実行委員会の岩渕謙悦副会長があいさつし、同便機長と客室乗務員に記念品を贈呈。観光客らに「日本の秋」の魅力をPRした。

 同社の秋チャーター初便で、男女146人が花巻の地に降り立った。岩渕副会長は「岩手は二つの世界文化遺産をはじめ、四季折々の自然や温泉など、さまざまな魅力がある。秋は収穫の季節でもあり、おいしい岩手の食べ物を存分に味わってほしい」とあいさつ。同便機長らに、南部鉄器の急須など記念品を手渡した。

 セレモニーが行われた到着ロビーでは、本県各地の観光関係者が横断幕を掲げて歓迎。同空港のイメージキャラクター「はなっぴー」も会場で愛想を振りまき、記念撮影に応じるなどしていた。台湾・台北市から訪れた女性グループの一人は「(岩手は)初めてなので、とても楽しみにしている。美しい自然や紅葉を見てみたい。リンゴの味にも期待している」などと笑顔で話していた。

 一行は観光各社のバスに乗り換え、それぞれの目的地に出発。各ツアーとも同市から田沢湖、中尊寺、松島など東北各地を巡る予定という。

momottoメモ

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