一関・平泉

あすからフェス 熱気球 魅力を体感 レース、係留搭乗、イリュージョンも【一関】

 熱気球イベント「一関・平泉バルーンフェスティバル2017」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は20~22日の3日間、一関市狐禅寺の一関水辺プラザを主会場に開かれる。国内最高峰の競技会「ホンダグランプリ」の第3戦として、国内外のトップクラスのパイロットがレースを展開。係留体験搭乗やバルーンイリュージョンなどのイベントもあり、市民に熱気球の魅力を伝える。

 同フェスは、東日本大震災の復興支援を目的に2012年に初開催され、今回で6回目。15年からはホンダグランプリに組み込まれている。今回はオフィシャル機5機を含めて全31機、約100人が参加を予定している。

 競技飛行には国内外から26機がエントリーし、前世界王者の藤田雄大選手(栃木)や、地元岩手から元日本王者の小松亮選手(滝沢市)が出場。20~22日の午前6時30分からと、20、21日の午後2時45分からの全5回行われる。内容や終了時間は、天候や風向きによって当日決定する。

 バルーンイリュージョンは一関市の磐井橋下流側の磐井川緑地で21日午後6時から30分間開催。音楽のリズムに合わせてバーナーが炎を上げ、熱気球を照らす。水辺プラザでの熱気球教室と係留は、3日間いずれも午前8時~正午と、20、21の両日午後1時~1時30分に開催。教室では熱気球の構造や原理を解説するほか、係留は希望者の体験搭乗を有料で受け付ける。

 会場周辺では、バンド演奏やマーカー(砂袋)作り、遊覧馬車などのほか、スケートボード、フットサル、軽トラ市などの関連イベントも行われる。

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