奥州・金ケ崎

まげ着けエッサホイ 胆沢・仙北街道駕籠道中大会【奥州】

仮装行列も行われた仙北街道駕籠道中大会

 第22回仙北街道駕籠(かご)道中大会(愛宕地域振興会主催)は22日、奥州市胆沢区若柳の胆沢愛宕農業者トレーニングセンターで開かれた。愛宕山神社周辺などで実施予定だったが、雨のため屋内に会場を変更。ちょんまげにわらじ、法被姿の担ぎ手が、駕籠に子供を乗せて会場を練り歩いたほか、白熱の早駕籠競技では野山田の里チームが優勝した。

 仙北街道は、本県と秋田県をつなぐ直路として1000年以上前に開削された。大会は仙北街道に思いをはせ、秋田県東成瀬村との交流や地域活性化を図ろうと毎年開催している。

 仮装行列では、殿様や姫様、侍女、検断などに扮(ふん)した男女と駕籠が会場内をゆっくりと歩き、見物客は大喜び。集落を挙げた早駕籠競技には、名前に「○○の里」と付けられた各チームが出場し、途中に設けられた関所をクリアしながらゴールを目指した。

 今回はアトラクションとして胆沢愛宕小学校の児童によるミニ早駕籠競技と行政区対抗の応援合戦もあり、盛り上がった。

 同振興会の安倍一夫会長は「新たにアトラクションなども盛り込み充実させた。こうしたユニークなイベントを通じて地域の活性化を図っていきたい」と話していた。

 早駕籠競技の結果は次の通り。

 ▽一般の部①野山田の里②鹿合の里③愛宕の里

 ▽オープンの部①飛勇凛の里

 ※応援賞=愛宕の里

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