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和よし、洋もまた…旬の味覚堪能 土方・啄木浪漫舘や植物園も【北海道紀行 函館・大沼】

イクラ、カニ、イカを選んで盛り合わせた丼。ひときわ輝く店主の“自家製”イクラは、まろやかで後を引く味わい(味の一番☎0138・26・5587)
「ラ・コンチャ」の名物料理「タラとアサリのニンニクパセリソース煮込み」(手前)「天然キノコと自家製生ハムのスープ」(左)「ピンチョス9品盛り」(右)。地場産や手作りの食材が生かされていて味わい深い

 大沼公園駅から函館駅に戻り、函館朝市に向かった。新鮮な海鮮丼やラーメンが食べられる。食堂「味の一番」ののれんをくぐり、イクラとカニ、イカの丼などを注文。店主の日下隆二さんがサケの腹子を味付けしたという自家製イクラのまろやかな味を堪能した。

 バスに揺られること20分、湯の川温泉エリアの函館市熱帯植物園へ。冬は温泉に漬かることで有名なサル山のニホンザルを眺め、足湯で疲れを癒やした。その後、移動中に看板を見て興味を引かれ、土方・啄木浪漫舘に立ち寄った。明治新政府と戦い、函館で戦死した土方歳三と、函館で4カ月を過ごした岩手出身の詩人石川啄木の資料が並び、ファンにはたまらない。函館山と大森浜が見渡せる小公園には啄木の銅像もある。

 旅の最後に立ち寄ったのは、赤レンガ倉庫近くのバル・レストラン「ラ・コンチャ」。オーナーシェフの深谷宏治さんは日本におけるスペイン料理の第一人者。祖父が建てた大正時代の建物を改装したという店内には椅子とテーブルを備えた和室もあり、外国人観光客にも人気だという。手作りの生ハムや天然キノコなど、手間を惜しまず地場産食材を生かした料理でもてなしてくれた。

 小旅行の中にも、ちりばめられている北の大地の魅力。白銀の頃に、じっくりとまた訪れてみたい。

 ■協力 北海道観光振興機構

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