一関・平泉

道の駅「むろね」登録 国交省 県内33カ所目、来年度開業予定【一関】

道の駅「むろね」のイメージパース図

 国土交通省東北地方整備局は17日、一関市室根町折壁字向山地内で整備が進められている国道284号「室根バイパス」沿いで、2018年度の開業を目指す道の駅「むろね」の登録を発表した。県内での道の駅の登録は、33カ所目となる。

 道の駅むろねは、17年度中の使用開始に向けて工事が行われている国道284号「室根バイパス」沿いに、道路管理者の県と市による一体型で整備。現在は来年3月末の完成を目指し、建設工事が着々と進められている。

 敷地面積は約9600平方メートルで、情報提供施設や休憩コーナー、農産物直売所、物産・海産物販売所、軽食コーナー、交流展示室のほか、32台分の駐車場、トイレ19器を備える予定。

 沿岸に近い室根の土地柄を生かし、農産物と海産物を販売して地場産業の活性化や沿岸との交流拡大につなげるほか、観光と道路情報の一元提供による利便性の向上や、地域の観光資源、伝統文化を発信して都市交流人口の増加を図る。災害時には沿岸地域の支援拠点となるよう防災機能を強化し、非常用発電機や受水槽、防災広場を兼ねた多目的スペースなどを完備する。

 東北地方整備局管内では、むろねのほかに青森県西目屋村の「津軽白神」、秋田県鹿角市の「おおゆ」、山形県米沢市の「米沢」、福島県伊達市の「伊達の郷りょうぜん」の4カ所が追加されて160カ所に、全国では17カ所が追加され1134カ所になった。

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