奥州・金ケ崎

見て 競って 詰め込んで 江刺りんごまつり盛況【奥州】

恒例の江刺りんごの皮むき大会で奮闘する参加者

 奥州市江刺区の「江刺りんごまつり」は2日、同区岩谷堂の歴史公園えさし藤原の郷で始まった。全国ブランド「江刺りんご」の展示販売や詰め放題、皮むき大会などがあり、人気を集めた。3日まで。

 サンふじ、王林、シナノゴールドの品評会と展示販売のほか、県立岩谷堂高校生も「りんごスイーツ」などを販売。台風被害など訳ありリンゴもあり、1袋当たり500円で十数個を入れられる詰め放題コーナーは黒山の人だかりだった。

 呼び物のリンゴ皮むき大会には宮城県や大船渡市、11歳の子供を含め18人が出場。3グループに分かれ、寒さに手や鼻をリンゴのように真っ赤にしながらナイフを使って1分間でむいた皮の長さを競い合った。

 大会記録の165センチには遠く及ばなかったが、107センチで3連覇を果たした北上市黒岩の小田島周子さん(65)は「寒さで手が思うように動かず、記録は過去最低。一緒に参加した中学生の孫を仕込んで優勝させたい」と話した。

 まつりはJA江刺と同JAりんご部会が主催して8回目。

 最終日の3日も午前10時~午後3時。クイズ大会や当たり券付きの餅まきなどがある。入場無料。

momottoメモ

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