小林潤は8位 W杯ジャンプ男子
【エンゲルベルク(スイス)時事】ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は17日、スイスのエンゲルベルクで個人第7戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、小林潤志郎(盛岡中央高―東海大―雪印メグミルク)が137・5メートル、128・5メートルを飛び、265・4点で8位だった。
リヒャルト・フライタク(ドイツ)が137・5メートル、135メートルの286・4点で今季3勝目、W杯通算8勝目を挙げた。
竹内択(北野建設)は23位。葛西紀明(土屋ホーム)は1回目48位で2回目に進めず、小林陵侑(盛岡中央高―土屋ホーム)はスーツの規定違反で失格した。
2回目に失敗
▽…小林潤は1回目に最長の137・5メートルを飛んで2位につけた。だが、前日の第6戦に続いて2回目に失敗して8位。「メンタルだと思う。自分の弱さが出た」と肩を落とした。
今季開幕戦で初の優勝を飾り、その後も出場した5戦全てで10位以内に入っているが、表彰台にはもう一歩届いていない。「トップ10にしっかり入る中で、表彰台に上るのが今の目標。2本目で失敗する自分に腹が立つ」と悔しさをにじませた。