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岩手の歩み映像で 県立図書館企画展 DVDなど300点

昭和初期から現在までの本県ゆかりの映像資料を展示している県立図書館の企画展

 盛岡市の県立図書館で、企画展「いわて映像ものがたり」が開かれている。懐かしい農村風景や県民の暮らしに大きな変化をもたらした出来事などを記録した貴重な映像資料を展示し、来館者の関心を集めている。2018年1月21日まで。

 昭和初期から現在までに製作された同館所蔵の16ミリフィルムやビデオテープ、DVDなどの資料300点余りを関連図書と併せて展示。戦時中に北上市にあった岩手陸軍飛行場「後藤野飛行場」で働く人々に焦点を当てたビデオをはじめ、東北新幹線開通や県庁新築工事着工など1960~90年代の県内の出来事を16ミリフィルムで記録した「県政映画」シリーズ、県南地域に伝わる南部神楽の演舞などを収めたDVDなどを通じ、本県の歴史や文化、県民の営みを鮮明に伝えている。

 「あまちゃん」「大いなる旅路」など、県内を舞台にしたドラマや映画のDVDも展示。一部貸し出し不可の資料もあるが、館内の専用ブースで視聴することができる。

 同館企画広報課の下川原千明さんは「懐かしい映像を見ながらノスタルジックな気分を味わってほしい」と話している。

 開館時間は午前9時~午後8時。28日から来月3日まで休館。

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