一関・平泉

岩手日日写真コンテスト 応募313点審査 18点が入賞

岩手日日写真コンテストに寄せられた作品を審査する県写真連盟の小川会長

 第33回岩手日日写真コンテスト(岩手日日新聞社主催)の入賞作品18点が10日、決まった。県内外の85人が応募した313点の中から最高賞の「推薦」など各賞が選ばれた。

 コンテストには各地の写真愛好家から地域行事や人々の表情、風景、動物、花などを捉えた多彩な作品が寄せられた。

 一関市南新町の岩手日日新聞社で開かれた審査会で、県写真連盟の小川文男会長が構図やピント、表現力、組み写真の関連性などをポイントに一点一点を吟味して入賞作品を選んだ。

 小川会長は「今年も多くの作品が集まった。応募者のレベルはだんだん上がっている。ありのままを撮るのではなく、見る人に何か想像させるような表現が大切だ。1枚でばっちりと訴え掛ける作品も期待している」と講評した。

 入賞者には賞金などが贈られる。推薦を除く入賞者と作品名は次の通り。(敬称略)

 ◇特選▽板垣弘清(花巻市石鳥谷町)「いにしえのまなざし」▽菅原章次(奥州市水沢区)「水の申し子」

 ◇入選▽及川文夫(奥州市水沢区)「踊るよさこい」▽足利義信(一関市大東町)「粋な奴」▽伊藤和衛(同市山目)「遭遇」▽星岩男(盛岡市)「初冬の漁村」▽北井崎昇(同)「意気揚々」

 ◇佳作▽髙野和子(北上市大堤)「街かどアート」▽伊藤利喜雄(一関市中里)「朝焼けの伊豆沼」▽鈴木道明(同市字相去)「馬暮らし」▽岩城茂孝(宮古市)「捕った!」▽藤島純七(仙台市)「水かけ祭りの日」▽竹花信一(盛岡市)「厳寒の勇姿」▽蜂谷福夫(奥州市水沢区)「夕焼け映える水面」▽高橋正克(花巻市大迫町)「ホラ!見事でしょう」▽小林愼悦(盛岡市)「飛翔」▽高橋貞勝(奥州市江刺区)「蘇民将来」

momottoメモ

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