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ジャンプ男子 小林兄弟 初の五輪

 全日本スキー連盟(SAJ)は11日、平昌五輪代表に新たに決まった11人を発表し、ノルディックスキー・ジャンプ男子で45歳の葛西紀明(土屋ホーム)が8大会連続で選出された。8度目の出場は冬季五輪史上単独最多。スピードスケートで冬4度、自転車で夏3度の計7度の五輪に出た橋本聖子を上回る日本勢の最多五輪出場となる。

 欧州遠征中の葛西は「まさか8回も五輪に選ばれるとは思ってもいなかった。ここまできたら、10回の五輪を目指していきたい。まずは平昌でメダル獲得を目指す」と所属先を通じてコメントした。

 男子は他に、ワールドカップ(W杯)今季開幕戦で初優勝した小林潤志郎(盛岡中央高-東海大-雪印メグミルク)と陵侑(盛岡中央高-土屋ホーム)の兄弟が初めて選ばれ、伊東大貴(雪印メグミルク)は4大会連続、竹内択(北野建設)は3大会連続で代表入りした。女子では歴代1位のW杯通算53勝を誇る高梨沙羅(クラレ)と伊藤有希(土屋ホーム)が2大会連続の選出で、勢藤優花(北海道ハイテクAC)と岩渕香里(北野建設)は初代表。

 アルペンは男子回転の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が2大会連続3度目の選出。距離女子で37歳の石田正子(JR北海道)は4大会連続の代表になった。

 SAJは22日ごろにもノルディック複合やフリースタイルなどの代表選手を追加発表する。

葛西「10回目指す」

 1月末まで欧州遠征中の葛西は所属先の土屋ホームを通じ、「まさか8回も五輪に選ばれるとは思ってもいなかった」と率直な思いを語った。

 19歳で出場した1992年アルベールビル五輪から8大会連続の大舞台。本番で力を出せないことも多かったが、4年前のソチ五輪では個人で銀、団体で銅メダルを獲得する最も充実した大会になった。「五輪でベストパフォーマンスを出すことがどんなに難しいか分かっているつもり」。45歳の言葉には重みがある。

 「もうここまで来たら、8回、9回と言わず10回の五輪を目指していく。まずは平昌でメダル獲得を目指す」と力強く宣言した。

気負わずメダルを 小林潤志郎

 初出場はうれしい。気負わずメダルを目指してやりたい。兄弟で出られるのもなかなかないし、すごくうれしい。気を引き締めてやっていきたい。

目標は個人メダル 竹内択

 出ることではなく、個人のメダルが目標。シーズン初めは(不調で)焦りもよぎったが、そこは崩さずにいくべきだ。助走がかみ合えば一気に行くような気がする。

世界に知ってもらえる 小林陵侑

 やることは(W杯と)あまり変わらないと思うが、集中していきたい。全国民、全世界に知ってもらえる大会。自分のジャンプを見せられたら。(兄の潤志郎がいて)心強い。

万全で臨む 伊東大貴

 平昌五輪のメダルを目標にしていたので、代表に選ばれて大変うれしい。心と体を万全に整えて臨みたい。ベストを尽くせるよう精いっぱい頑張る。

努力が実を結んだ 雪印メグミルクスキー部の原田雅彦監督(長野五輪ジャンプ団体金メダリスト)

 (伊東と小林潤の)日々の努力が実を結んだことを大変うれしく思う。平昌での活躍に期待している。五輪開幕まで、全力で準備を進めていく。

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