“雪っ子”白銀駆ける 笹間二小 競技で交流【花巻】
地域の豊かな雪を活用した恒例行事「雪っこ祭り」が11日、花巻市横志田の笹間第二小学校で開かれ、子供から大人までが雪まみれになって競技を楽しんだ。
自然との触れ合いや魅力を実感し、地域に愛着を持ってもらおうと横尻地区教育振興協議会(高橋司会長)と同校PTA(鈴木久道会長)が毎年主催し17回目。同校児童や保護者、地域住民のほか、花巻まつりで交流がある同市材木町の児童ら計150人ほどが参加してにぎわった。
雪上競技は▽かんじき大玉転がしリレー▽雪玉入れ▽そりリレー▽スノーフラッグ▽宝さがし―の5種目。このうち、スノーフラッグでは一斉にスタートした子供たちが足を取られながらもマークを目掛けて走り、雪の上に体を投げ出した。
小原拓実君(笹間二小5年)は「そりリレーで、みんなで力を合わせて勝てたのが楽しかった」とにっこり。高橋会長は「冬期間の交流の場として続いている。地域の一体感醸成につなげたい」と話していた。