奥州・金ケ崎

寒空にひづめの音響く 水沢競馬場 安全祈願し調教始め【奥州】

特別開催と新シーズンに向けた調教がスタート。馬場の感触を確かめる競走馬=水沢競馬場

 奥州市水沢区姉体町の水沢競馬場(伊藤秀延場長)で20日、3月の岩手競馬特別開催と新シーズンに向けた調教が始まった。場内にある馬櫪神(ばれきじん)の石碑前で神事が行われ、競馬関係者が人馬の安全を祈願。1カ月後にレースを控えた競走馬が馬場に駆け出し、ゆったりとした走りで感触を確かめた。

 調教始め式として安全祈願祭が行われ、県競馬組合や馬主、装蹄師、厩務(きゅうむ)員ら約40人が出席。代表者が祭壇に玉串をささげ、レースに携わる関係者と競走馬の安全を祈った。

 馬場清めの儀式後、調教がスタート。同日は朝から好天に恵まれ、本馬場に繰り出した競走馬は気持ち良さそうにダートを周回した。伊藤場長は「調教が始まり気が引き締まる。寒さの厳しい冬だが、関係者が一緒になって水沢競馬を盛り上げたい」と話していた。

 2017年度特別開催は3月21、22日と25、26日の4日間。18年度通常開催は4月1日に同競馬場で開幕し、年度末の特別開催(5日間)を含め129日間(水沢12、盛岡10)を予定している。

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