奥州・金ケ崎

津波負けじ 万感の開花 洋らん展【奥州】

震災津波から生き返り花を咲かせた「ど根性ラン」のシンビジウムなどが並ぶ岩手洋らん展

 ラン愛好者の岩手蘭友会(及川正道会長)が主催する岩手洋らん展は9日、奥州市水沢区横町のメイプル4階で始まった。東日本大震災の津波被害から再生して初めて開花した「ど根性ラン」など多彩なランが来場者の目を楽しませている。11日まで。

 ど根性ランは大船渡市内の会員のシンビジウムで家財と一緒に流された半年後にやぶの中で見つかった。長く海水に浸かった瀕死(ひんし)の状態から植え替えて根気よく塩水抜きを繰り返し、2017年にようやく花芽が出て12月に白い花を咲かせた。

 7年前の発災当日は岩手洋らん展の初日で、会場内に鉢花が散乱して数時間で中止となった。同会事務局長の佐藤正人さん(64)は「大変だった当時を思い出す。ど根性ランは思ったよりも早く開花したが、何とか展覧会まで持つようにしたので、多くの人に見てほしい」と話している。

 会員は19人で31回目の今回はシンビジウム、デンドロビウムなど135鉢を展示。各種洋ランの即売、植え替え講習会のほか、地元商店会の洋ラン抽選会もあり、多くの市民が足を運んでいる。

 午前10時~午後5時(最終日は午後4時)。入場無料。

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