奥州・金ケ崎

18年度シーズン開幕・水沢 激走にファン沸く 岩手競馬

2018年度シーズンが開幕した岩手競馬=水沢競馬場

 岩手競馬の2018年度シーズンが1日、奥州市水沢姉体町の水沢競馬場で開幕した。多くの競馬ファンがスタンドに詰め掛け、ダートコースを疾走するサラブレッドに声援を送った。

 入場無料となった初日は、午前10時の開門を待ちわびたファンが騎手らの出迎えを受けて次々と入場。レースに先立ってパドックで県競馬組合関係者が出席して開幕セレモニーが行われた。

 同組合管理者の達増拓也知事は「今年度のキャッチフレーズは『馬と人が創る黄金物語2018』。全国の岩手競馬ファンの期待に応える黄金物語をつくりたい」と述べ、今シーズンの開幕を宣言。

 県調騎会騎手部会長の村上忍騎手は「『馬と人が創る黄金物語』の下、伝統ある岩手競馬の歴史をつなぐよう全力で騎乗する」と宣誓した。

 初日は午前11時30分発走の第1レースを皮切りに計11レースが行われた。砂煙を上げながら激しい競り合いが繰り広げられた各レースに、スタンドは沸いていた。

 今年度の岩手競馬は1日から19年1月7日まで21開催(水沢11、盛岡10)、延べ124日間。特別開催は、来年3月23日から31日まで水沢で1開催、延べ5日間を予定している。

 同組合は今年度、自場発売と広域委託発売、インターネット発売を含め、309億4700万円の売り上げを見込んでいる。

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