一関・平泉

すてきに古布遊び 千厩・伊惣商店 リメーク作品展【一関】

着物などを再利用して仕上げた洋服や小物約100点を展示・販売しているリメーク展「和に魅せられて古布遊び」

 一関市出身の愛好者を中心とした古布リメーク展第11回「和に魅(み)せられて 古布遊び」は、同市千厩町の伊惣商店で開かれている。着物などを再利用して仕上げた洋服や小物約100点を展示・販売し、来場者にリメーク作品の魅力を伝えている。30日まで。

 展示会は、同店の伊藤京子さん(69)が高校の同級生2人と還暦を記念して始めた。回数を重ねるにつれて出品者が増え、今回は一関市、盛岡市、宮城県気仙沼市、青森県八戸市、神奈川県逗子市などから8人が参加した。

 かすりで作ったチュニックや、夏用の薄手の着物を材料にしたのれん、帯を手染め加工したショール、裂き織りのタペストリーなど、古布の風合いを生かした個性的な作品が並ぶ。第1回から参加している井上よし子さん(69)=逗子市=は、ブータン旅行で購入した糸で織ったマフラーやアンティークの布も出品した。

 伊藤さんは「どの作品も古布を上手に生かしている。愛好者の方にはものづくりの参考にしてもらえれば」と話している。開場時間は午前10時~午後5時。問い合わせは同店=0191(52)2043=へ。

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