県内外

8月19日オープン 19年ラグビーW杯会場 釜石の復興スタジアム

釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)の完成予想図(鳥瞰(ちょうかん)図)

 釜石市は、ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の会場として建設中の釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)を、8月19日にオープンすると発表した。こけら落としマッチとして地元チームの釜石シーウェイブスとトップリーグ強豪チームとの試合などを行う予定だ。

 同市ラグビーワールドカップ2019推進本部事務局が23日発表した。釜石シーウェイブスなどによるオープニングマッチをはじめ、感謝状贈呈や郷土芸能披露などを行う竣工(しゅんこう)セレモニー、子供たちの交流イベントなどを検討している。

 復興のシンボルとなるスタジアムの完成を祝い、W杯の釜石開催に向け機運を高めるとともに、試合などを通じて大会運営上の課題を把握し、本番の円滑な運営に向けた体制整備を目指す機会にする。

 同スタジアムは同市で最も東日本大震災の被害が大きかった鵜住居地区の鵜住居小、釜石東中両校跡地に整備。観客席は約1万6000席でうち仮設が約1万席。17年4月に着工し、今年7月の完成に向け工事が進められている。

 オープニングマッチの対戦相手などのイベントの詳細は、5月中旬に発表を予定している。

momottoメモ

地域の記事をもっと読む

県内外
2024年4月27日付
県内外
2024年4月27日付
県内外
2024年4月27日付
県内外
2024年4月27日付