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イチロー対大谷、実現か 5日から直接対決

マリナーズのイチロー(写真左)とエンゼルスの大谷(時事)

 【ロサンゼルス時事】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(23)=花巻東高出=が、4日(日本時間5日)から敵地シアトルで始まるマリナーズとの3連戦のいずれかに先発登板する。マリナーズにはイチロー外野手(44)が所属しており、「二刀流」大谷とイチローの初対決が実現する可能性がある。

 大谷は指名打者で出場した4月27日のヤンキース戦の走塁で左足首を捻挫し、当初の1日の先発登板予定が変更となった。

 大谷は1994年生まれ。当時オリックスに所属していたイチローが、日本のプロ野球史上初となるシーズン200安打をマークし、大ブレークした年だった。「イチローさんを見て野球をやってきた。目標にしてずっとやってきた」と大谷。イチローのマリナーズ復帰が決まった3月には「同じところでやれるかもしれないので、すごく楽しみにしている」。憧れの選手との対戦に胸を膨らませていた。

 一方のイチローも、21歳年下の若きスターとの対戦を心待ちにしているはずだ。3月の復帰会見では「『世界一の才能と言ってもいい』ということをよく聞くし、実際に見たことはないが、僕もそう思う」と語った。名投手と数々の好勝負を繰り広げてきた大ベテランは「そんな選手と対戦することは野球の醍醐味(だいごみ)の一つだと思う。だから、必ず実現させたい」。現在のチームでの立場は控え外野手で、出場機会も限られているが、二人の直接対決にファンの期待も高まっている。

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