菜の花畑、目にまぶしく 舞川で見頃【一関】
一関市舞川字河賀慶地内の菜の花畑が見頃を迎えている。約70アールの畑いっぱいに黄色いじゅうたんのように咲く菜の花が、通行人や地域住民を楽しませている。
菜の花畑は近くに住む小野正一さん(69)が、15年ほど前から休耕田を活用して栽培を開始。毎年7月の収穫後は、菜種油として市内の産直施設で販売してきた。満開の菜の花畑は地域の風物詩になっていたが、長年の栽培で連作障害が起き、花や種が小さくなってきたことから、今年で栽培に一区切りをつける事にした。
花の見頃は6日ごろまで。長年、畑の手入れを続けてきた小野さんは「黄色い花が一面を覆う様子は見応えある。4、5年後にはまた菜の花を栽培しようと考えているので、楽しみに待っていてほしい」と話していた。