一関・平泉

岩手の伝統 体感 札幌の中学生 太鼓合わせ、さんさ踊り【平泉】

観自在王院跡で「さんさ踊り」を体験する真栄中学校の生徒たち

 修学旅行で平泉町を訪れた札幌市立真栄中学校(森尾敏校長、生徒473人)の3年生が5日夕、体験プログラムの一環で「さんさ踊り」を学び、太鼓の音に合わせて実際に体を動かしながら祭り気分を満喫した。

 同校では、修学旅行に地域の伝統文化などを学ぶ体験プログラムを導入。同日は3年生142人が特急と新幹線を乗り継ぎ本県入りして中尊寺を見学後、宿泊する同町のホテル武蔵坊そばにある観自在王院跡でさんさ踊りについて学んだ。

 盛岡市から踊り手6人を招き行われた講習会では、手や足の運び方をそれぞれ学んだ後、太鼓の音に合わせて「サッコラ チョイワ ヤッセ」の掛け声を上げながら、クラス別に踊りを披露。森下実夢さん(15)は「手と足の動かし方は分かったけど、一緒に動かして踊るのが難しい」と繰り返し練習していた。

 同校の修学旅行は7日までの日程で、6日は一関市東山町の名勝・猊鼻(げいび)渓などを訪れる予定。

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