一関・平泉

児童が選ぶ注目記事 一関小情報委 新聞読み解き校内放送

新聞を活用した校内放送に取り組む一関小の情報委員会。記事の中から明るい話題を選び、全校児童に届けている

 一関市立一関小学校(吉野新平校長)の情報委員会が、新聞を活用した校内放送に取り組んでいる。複数の新聞の中から注目の記事をピックアップし、全校児童に紹介。ニュースを選び、放送原稿に構成する活動を通し、児童が新聞への関心を高め、情報を正しく読み解くメディア・リテラシーを養っている。

 同校では放送委員会とは別に、全国や校内のニュースを伝える情報委員会を設けており、5、6年生約20人が所属。活動日は毎週月曜で学年ごと6グループに分かれ、図書室にある「いわにち子供新聞」など子供向けの新聞の中から記事をそれぞれ1本選択。内容を読み解きながら2~3分の放送原稿に直し、週3回のペースで給食時間に放送で伝えている。

 記事の選択は全て児童に任されており、内容は新しい化石の発見や将棋、スポーツの話題などさまざまだ。このほか、運動会など学校行事の紹介では、自分たちで同級生や教諭にインタビューすることもある。

 副委員長の瀧澤千尋さん(6年)は「昼食の時間にそぐわない話題は選ばない。みんなが興味を持つ明るい話題を紹介している」と心を配る。委員長の米内洸太君(同)は「低学年でも分かりやすいように話すスピードや文章、しゃべり方を気を付けて放送している」と、アナウンスにも高い意識を持って取り組んでいる。

 児童たちの姿勢に担当する下田将太教諭は「指示しなくても記事を選択して独自に進めており、(紹介する内容で)注意することもほとんどない」とたたえる。吉野校長は「情報社会の中で正しいものを収集し、読み取り、伝えることは重要になっている。小学生の段階から、それを学べるのは大切なことだ」と意義を語る。

 活動を通し、児童たちのニュースや新聞への興味関心も高まっている様子。米内君は「サッカーが好きなので、ロシアワールドカップの話題を放送したい」と目を輝かせ、瀧澤さんは「これからは政治の話題も、みんなに分かりやすく伝えられたら」と話していた。

momottoメモ

【いわにち子供新聞】アーカイブ

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