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銀次選手(楽天)が始球式 第100回全国高校野球岩手大会 節目盛り上げへ

 県高野連(会長・阿部徹盛岡工高校長)は20日、7月6日に開幕する第100回全国高校野球選手権岩手大会の記念事業として、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの銀次選手(盛岡中央高出)による始球式を実施すると発表した。県高野連によると、現役のプロ選手が始球式で投げるのは全国初。記念グッズの販売なども予定しており、節目を華やかに盛り上げる。

 今大会では、土日の第1試合前と決勝戦前に各試合球場で小学生による始球式を実施。初日の県営球場での開幕戦前に限り、始球者として銀次選手を招待する。甲子園に関わる大会での現役プロによる始球式は史上初ということもあり、銀次選手は快諾したという。

 このほか、開会式では市内高校生97人が行進曲や国歌などを生演奏。一関一など大正時代から大会に参加している5校の野球部員(各校代表1人)が横断幕を持って行進する。開会式後は、盛岡中央高チア・ダンス部がパフォーマンスを繰り広げる。

 また、県高野連加盟校の名前をプリントした記念タオルやオリジナルのクリアファイルを球場で販売。釜石高1年の川向文也君が考案した「100回の夢 夏風に乗って」を大会キャッチフレーズに決定した。

 同大会は7月6~19日の14日間で、県営、花巻、森山総合公園(金ケ崎)の3球場で実施。70校66チームが出場する見込み。抽選会は今月22日に盛岡市の都南文化会館で開かれる。県高野連の佐々木明志理事長は「100回記念の大会をプロに盛り上げてもらえるのは光栄。球児や県民にも楽しんでもらえるのでは」と期待を込めている。

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