一関・平泉

ゲンジボタル舞う 一関・笹谷地内 親子連れ観察

笹谷地内で観察されたゲンジボタルが飛び交う幻想的な風景

 笹谷地域農地保全管理組合(鈴木敏郎組合長)主催の「ホタルを観(み)る会」は23日夜、一関市赤荻字笹谷地内で開かれ、親子連れ約80人が黄緑の光を放ちながら飛び交うゲンジボタルを観察した。

 郷里の良さを知り、自然や生き物を大切する心を育もうと毎年開かれ、今年で17回目。一行は鈴木組合長にゲンジボタルの生態や餌となるカワニナの説明を受けた後、2グループに分かれて水田や小川沿いなど約2キロの道のりを散策した。

 午後8時を過ぎると続々と姿を現し、参加者は夏の夜を幻想的に彩るゲンジボタルを目に焼き付けた。花巻市石鳥谷町から参加した川村颯志君(6)と弟の涼真ちゃん(4)は「ホタルがきれいで楽しかった。また見に来たい」と笑顔を見せていた。

 鈴木組合長は「子供の頃に見たホタルの風景は大人になっても忘れない。これからも、きれいな環境を残していきたい」と話していた。

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