一関・平泉
３市町物産、グルメ集め ７、８日・平泉世界遺産祭
「平泉世界遺産祭２０１８」は、７、８の両日に平泉町の観自在王院跡特設会場で開かれる。多彩なステージのほか一関、奥州、平泉３市町の物産、串物などのグルメを一堂に集め、世界遺産平泉や地域の魅力を県内外にＰＲする。時間は両日とも午前10時30分～午後４時。入場無料。
世界遺産平泉を活用した誘客や地域の活性化を狙いに３市町と県南広域振興局、観光商工団体で組織する世界遺産連携推進実行委員会が主催。
初日は地元平泉町の「山王太鼓」「達谷窟（たっこくのいわや）毘沙門神楽」を皮切りに、一関市の「一関祝い餅つき振舞（ふるまい）隊」による振る舞い、北上市の「相去鬼剣舞」などのステージがあり、午後３時からは平泉観光大使で演歌歌手の大沢桃子さんによるミニライブが予定されている。
２日目はコントローラーダンスカンパニーのヒップホップダンス、一関修紅高校音楽部、水沢農業高校民族舞踊同好会、金山の歴史を背景に始めた紫波町の創作太鼓「佐比内金山太鼓」などのステージに続き、午後３時からは釜石市出身のシンガー・ソングライターあんべ光俊さんのミニライブを予定している。
ステージでは世界遺産公認キャラクター「ケロ平（ひら）」と遊ぶイベントや、２０１１年６月に平泉と同時に世界遺産に登録された「小笠原諸島」のＰＲタイムもある。
会場には団子や焼き鳥など串物を中心に、県南地区の食を集めたグルメゾーンや、観光ＰＲゾーン、ケータリングカーゾーンも開設。８日午前７～９時には、町営毛越寺駐車場で熱気球係留体験搭乗（有料）もある。
問い合わせは町観光商工課＝０１９１（４６）５５７２＝へ。
