奥州・金ケ崎

力尽くして優勝狙う 奥州・小学生男女バレーチーム 全国大会へ抱負

全国大会に出場する奥州江刺JVCの草野君(右から2人目)と及川君(中央)、奥州胆沢バレーボールクラブの土谷さん(左から2人目)

 第38回全日本バレーボール小学生大会全国大会への出場を決めた奥州市の男子「奥州江刺JVC」と女子「奥州胆沢バレーボールクラブ」の選手らが17日、小沢昌記市長らを表敬訪問し、全国大会での健闘を誓った。

 同日は、奥州江刺JVCの後藤一臣監督(35)のほか、キャプテンの及川瑛汰君(藤里小学校6年)とエースの草野武蔵君(水沢小学校6年)、奥州胆沢バレーボールクラブの安倍勝彦監督(54)とキャプテンの土谷彩乃さん(胆沢愛宕小学校6年)が市役所を訪問。小沢市長は「岩手代表の誇りを持ち、一つでも多く勝ち優勝を目指してほしい」と激励。田面木茂樹教育長は「仲間同士の交流を深めてほしい」とエールを贈った。

 及川君は「目指していた全国大会なので、力の限りを尽くし、優勝を狙いたい」、草野君は「県大会では、一人ひとり自分の力を発揮でき、全国大会に行くことができた」、土谷さんは「全国大会ではサーブとスパイクで攻撃できるようレシーブを安定させたい」とそれぞれ決意を述べた。

 後藤監督は「創部10年目で初の全国大会出場で、楽しみにしている。最終日まで勝ち残りたい」、安倍監督は「4年前に全国大会に出場しているが、決勝トーナメントに進むことができなかったので、リベンジしたい。ベスト8を目指す」と期待を込めた。

 県大会は6月30日から7月1日に花巻市総合体育館で開催。奥州江刺JVCは初、奥州胆沢バレーボールクラブは4年ぶり2度目の優勝を果たした。

 全国大会は、各都道府県から男女各48チームが参加し、8月7~10日に川崎市とどろきアリーナ(川崎市)などで開かれる。

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