奥州・金ケ崎

古代の宝石カラフルに 子供たちがトンボ玉作り【奥州】

バーナーでガラス棒を溶かし、トンボ玉作りに挑戦する参加者

 奥州市埋蔵文化財調査センターの体験学習会「古代の宝石トンボ玉をつくろう」は26日、同市水沢佐倉河の同センターで開かれた。夏休み中の子供たちが、ガラス棒を材料にしたトンボ玉作りを楽しんだ。

 トンボ玉は紀元前15世紀以前からメソポタミアやエジプトで作られ、日本には弥生時代ごろに伝わったとされる穴の開いたガラス玉。学習会には市内から小学生と大人の計5人が参加し、同センター職員が指導した。

 好みの色のガラス棒を手にした参加者は、ガスバーナーで溶かしたガラスを鉄芯に巻き付け、単色の物とカラフルなトンボ玉をそれぞれ仕上げた。

 ガラスが急に割れることがあるため、参加者はガラスを溶かす温度調節に神経を集中。4個作ったトンボ玉のうち一つはストラップにした。

 2回目の参加という常盤小6年の吉田遥乃さん(11)は「作るのは難しかったけれど楽しかった。前よりもうまくできてうれしい」と笑顔だった。

 学習会は28日にも同センターで開かれる。

momottoメモ

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