北上・西和賀

高校生目標掲げレベルアップへ 東北サッカーフェス・北上

東北ハイスクールサッカーフェスで熱戦を繰り広げる高校生

 第5回東北ハイスクールサッカーフェスティバルin北上が、北上市の北上総合運動公園で開かれている。東北6県の高校生のサッカー部が集まり、合宿しながらのリーグ戦を通じてレベルアップを図っている。

 主催を変えながら同市で年1回実施。今回は市サッカー協会が主催し、スポーツリンク北上が援助している。27~30日の日程で、1、2年生を中心に過去最多の11校16チームが参加。各県の新人戦や全国高校選手権を前にした底上げの機会として、予選と順位決定の各リーグで試合を繰り広げている。

 29日は順位決定リーグが始まり、地元から参加の専大北上、北上翔南は2位リーグに回った。

 北上翔南は、2年生までの選手37人が中心の新体制。髙橋眞虎主将(2年)は「他県のレベルの高いチームと戦うことが成長につながる。体格の良い相手ばかりなので、走り負けないプレーを身に付ける」と目標を掲げた。

 同フェスを支えるスポーツリンク北上は、スポーツ合宿誘致が主要業務の一つ。フェスには誘致合宿の側面もあり、県外から訪れた学校は市内の宿泊施設を利用している。照井啓治事務局長は「夏季は今回以外にも合宿が入り、数は去年より多い。テニスコートや屋内スポーツ施設などの環境もアピールしたい。北上に来る団体にとっても、天候の良いシーズンになってほしい」と語っている。

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