奥州・金ケ崎

広島、岡山へ職員派遣 市社協 豪雨被災地で業務支援【奥州】

壮行会で西日本豪雨災害被災地支援への決意を語った奥州市社協の佐藤前沢支所長(右)と村上福祉推進員

 奥州市社会福祉協議会は、西日本豪雨災害の災害ボランティアセンター運営支援派遣として1~8日に広島市へ、生活福祉資金相談業務支援で6~10日に岡山県内へそれぞれ職員1人を派遣する。全国社会福祉協議会を通して依頼があった北海道・東北ブロック道県指定都市社協職員派遣として、県社協の要請を受けて行うもので、2人は被災地復興への業務精励を誓っている。

 災害ボランティアセンター運営支援派遣は7月26日~8月14日の期間(計3クール)に県社協や市町社協から各クールごとに2人を、生活福祉資金相談業務支援は7月29日~8月10日の期間(計3クール)に県社協、奥州市社協から各クールごとに1人を派遣する。県南地域社協での職員派遣実施は奥州市社協のみ。

 災害ボランティアセンター運営派遣支援では佐藤康裕前沢支所長(55)を広島市社協安芸区災害ボランティアセンターへ、生活福祉資金相談業務支援では村上信義地域福祉課福祉推進員(44)を岡山県内の市町村社協(具体的な場所は現時点で未定)に派遣する。2人とも東日本大震災の県内沿岸被災地や、2016年に台風被害を受けた岩泉町への派遣経験を持つ。

 31日には、奥州市総合福祉センターで2人の派遣壮行会が行われた。佐藤前沢支所長は「現地の皆さんと協力して対応したい」、村上福祉推進員は「東日本大震災でお世話になっているので、少しでも恩返しができれば」と決意を示した。

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