北上・西和賀

「西わらび」と地元産野菜使用 「東北ピクルス」発売 JR東東北総合サービス【西和賀】

西和賀町産のワラビや地元の夏野菜、調味料を使って製造した「東北ピクルス 西わらびとやさいのピクルス」

 JR東日本東北総合サービス(本社仙台市、西條清和代表取締役社長)は12日、西和賀町のブランドわらびと季節の地元野菜を使った「東北ピクルス 西わらびとやさいのピクルス」を発売した。東北各地の農産物を使ったシリーズの県内第2弾で、一ノ関、水沢江刺、新花巻、盛岡の各駅構内と盛岡、仙台、秋田の各駅ビル内の土産品店、西和賀町の道の駅錦秋湖と湯夢プラザ、北上市の産直あぐり夢くちないで取り扱う。

 同社が商品を企画し、西和賀産業公社(代表取締役社長・細井洋行町長)が製造。西和賀町特産「西わらび」と、同町と北上市産のパプリカ、タマネギ、ダイコンを使用。ピクルス液はローリエ、黒こしょう、ニンニクエキスのほか、北上産のブドウを醸造した白ワインを使い、酸味の中にも白ワインの香りが食欲を誘う洋風ピクルスに仕上げた。

 販売初日は、JR盛岡駅土産品店の店頭で試食販売を行い、細井町長が自ら乗降客らに西わらびの特徴や製品のこだわりをセールス。相模原市から実家に帰省する途中に立ち寄った佐々木彰さん(60)は「おいしい。酸っぱさと甘さとバランスが良く、後からピリッと辛味がくる。お酒に合わせるならワインがいい」と太鼓判を押した。

 瓶詰め1個125グラム入りで540円(税込み)。今回は2000個を製造し、売れ行きによっては増産を予定。細井町長は「西わらびは軟らかく、とろっとしているのが特徴。これをきっかけに食べてもらい、西わらびのファンを増やしたい」と話している。

▲盛岡駅の乗降客に新商品の発売をPRする細井町長(右)

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