奥州・金ケ崎

鹿踊り躍動的に描写 神奈川の熱田さん 江刺で油彩画展【奥州】

躍動的で幻想的な作品が紹介されている百鹿・群舞絵画展

 奥州市江刺中町の「八百清」北隣の空き店舗で、百鹿・群舞絵画展が14日から開かれている。神奈川県の元小学校教諭熱田和博さんが描いた躍動的な鹿(しし)踊りの油彩作品が紹介されている。入場無料で16日まで。

 鹿踊りが好きで、熱田さんと交流がある住民有志でつくる実行委(飯森千加会長)が主催。中町商店街などで16日に行われる江刺夏まつり「みちのく盂蘭盆(うらぼん)まつり」の江刺鹿踊「百鹿大群舞」にちなんで企画、開催している。

 熱田さんは宮沢賢治のファンで、童話「鹿踊りのはじまり」をきっかけに、毎年、同市江刺を訪れて鹿踊りをスケッチし、油彩作品を制作している。2016年に市役所江刺総合支所で、17年には鹿踊りに取り組んでいる藤里小学校、梁川小学校、稲瀬小学校で作品を展示。今回は熱田さんが実行委に寄託した作品17点のうち、6点を紹介している。

 いずれも大作で、「警鐘」「不屈」などをタイトルとした躍動感あふれる作品ばかり。中でも森をイメージした「森の声」や「月夜」は賢治作品を連想させる幻想的な作品で、キャンバスに貼り付けた布の上に描かれた「響(きょう)」は立体感を伝えている。

 実行委の及川佐事務局長(70)は「熱田さんは賢治の影響を受けており、賢治作品と重なる色合いや幻想的な風景を楽しんでほしい」と話している。

 時間は午前9時から午後5時まで(最終日は9時)。

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