一関・平泉

民家に腐乱遺体 首周囲に刃物傷 80歳住人女性か 県警、殺人で捜査 南十軒街

腐乱した高齢女性とみられる遺体が見つかった住宅=20日午後9時36分、一関市字南十軒街

 20日午前11時50分ごろ、一関市字南十軒街、及川ヨシコさん(80)方で、高齢女性とみられる1人の腐乱した遺体が見つかった。遺体に複数の傷があり出血していたことなどから一関署と県警捜査1課は、殺人事件とみて捜査を始めた。連絡が取れていない及川さんの可能性を含め、遺体の身元や死因などの特定を急いでいる。

 県警などによると、及川さんは1人暮らし。同日午前11時36分ごろ、第三者から「及川さんと連絡が取れない」と同署に電話があったため、安否確認に向かった同署員が及川さん方の室内で腐乱した遺体を発見した。検視の結果、遺体には首周辺を含め、刃物のような物で切られたとみられる傷が複数見つかり、出血していた。

 遺体は、半袖シャツ、短パン姿で、靴を履いていなかった。捜査関係者によると、少なくとも死後数日が経過し、腐敗が進んでおり、21日にも盛岡市の岩手医科大で司法解剖を行い、身元や死因の特定を進める。遺体を発見した住宅で現場検証も行う。

 現場はJR一ノ関駅の北約1キロにある閑静な住宅街。及川さん方は一部2階建ての一軒家で、一部が施錠されていなかった。

 及川さん方の周囲には規制線が張られた。近所の80代女性は「1週間前に切手が欲しいと及川さんが家に来た。その時は元気だった」と驚きを隠さず、近くに住む50代男性は「警察が来て、何が起きたかと不安に思っていた。事件が起きてすごく怖い。犯人が捕まっていないので不安だ」と話した。

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