奥州・金ケ崎

非常時対応迅速に 金ケ崎町総合防災訓練 消火活動や炊き出し

軍馬の郷六原資料館前で行われた火災防御訓練

 金ケ崎町の2018年度総合防災訓練は26日、町内で行われた。地震や豪雨災害を想定し、同町六原の軍馬の郷六原資料館などで早朝に火災防御訓練を実施。同町西根の黒沢川せせらぎ公園ではポンプ操法や放水などの各種訓練を繰り広げた。

 訓練は2部構成で、第1部の災害想定訓練は局地的なゲリラ豪雨により北上川の水位が急激に上昇し、同町三ケ尻の中村、清水端両地区で洪水発生の恐れが非常に高い状況になるとともに、県内陸部を震源とするマグニチュード8・5の直下型地震が発生。北部地区の被害が甚大で、国登録有形文化財の旧陸軍省軍馬補充部六原支部官舎3棟のうち、第1棟を使用している同資料館では建物火災が起きたとの想定で行われた。

 町役場庁舎内に災害対策本部を設置し、三ケ尻、北部の両地区生涯教育センターでは避難所を開設して対応したほか、同資料館敷地内で火災防御訓練を実施。町消防団員と水沢消防署金ケ崎分署員が現場に駆け付け、迅速、的確な動きで消火活動に当たった。

 同館指定管理者の同館運営協議会からも3人が参加。同協議会では、展示品持ち出しなど非常時の対応を決めているが「(協議会でも)訓練をしないといけないと思っている」と語っていた。

 同公園での第2部には消防団員251人、町婦人消防協力隊員64人らが参加。同消防団の小原廣記団長は「全国的に災害が多数発生している。団員一人ひとりが防災意識を高められるよう努力を期待する」と訓示。統監の髙橋由一町長は「有事のときは迅速、正確に一人の犠牲者も出さないよう進める力を持たないといけない。皆さんの健闘をお願いしたい」と呼び掛けた。

 会場では消防団の中隊訓練やポンプ操法訓練、婦人消防協力隊、町赤十字奉仕団などによる炊き出し訓練のほか、分列行進、放水訓練も行われた。

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