奥州・金ケ崎

特Aへ祈り込め 奥州・江刺 知事が「金色の風」刈り取り

ずっしりと実った金色の風を刈り取る達増知事。右は今年作付けに挑戦した佐藤さん

 県オリジナル水稲品種「金色(こんじき)の風」の稲刈り行事が18日、奥州市江刺の佐藤勲さん(79)方圃場(ほじょう)で行われ、達増拓也知事、佐藤さんと岩谷堂小学校4年生103人が作業に精を出した。今週末にも本格化するとみられる稲刈りを前に関係者は豊穣(ほうじょう)の秋を実感し、特A奪還に期待した。

 行事は江刺、岩手ふるさと、いわて平泉3JAの「金色の風」栽培研究会が主催。佐藤さんはJA江刺の研究会員で、2ヘクタールの水田のうち34アールで今年から金色の風を作付けている。

 同日は達増知事のほか、奥州、金ケ崎、平泉の各首長が訪れた。初めに地元の小沢昌記市長が「圃場を見るといい出来になりそうだ。地域を元気にするような金色の風になるよう期待している」などとあいさつ。

 続いて達増知事と児童が三つのクラスごとに圃場に入り、1株ずつ丁寧に鎌で刈り取った。その後、9人の児童代表は達増知事、佐藤さんらと金色の風のおにぎりを試食。足利大護君(10)は「ご飯は大好き。おにぎりはもっちりして軟らかく、冷めていてもおいしかった」と話した。

 達増知事は「よく育ったという実感を受けた。ブランド米競争は激しいが、口当たりの微妙な違いを数値とともにアピールしたい」と特A奪還への意気込みを語った。

 佐藤さんは「金色の風は量が取れないと言われているが、あまり変わらない。来年はもう少し増やしたい」と、豊かな実りを迎えた圃場に自信を深めた様子だった。

 金色の風は今年、197経営体が225・6ヘクタールで栽培。県農林水産部県産米戦略室では「銀河のしずくやひとめぼれなど、他品種と比較して食べてもらえるような販売も進めたい」としている。

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