奥州・金ケ崎

個性豊かな50点並ぶ めんこい美術館 「ら・ふれえど」作品展【奥州】

めんこい美術館で開かれている「ら・ふれえど」の作品展

 美術創作集団「ら・ふれえど」(遠藤守夫代表、会員9人)の作品展は、奥州市水沢佐倉河のめんこい美術館展示室で開かれている。絵画や彫刻、陶芸などの力作50点余りが並び、来場者を引き付けている。27日まで。

 1974年に結成した同集団は、胆江地方の美術愛好家で組織。ここ数年は、同館を会場にした年1回の展示会が恒例となっているほか、美術館巡りやスケッチ旅行、制作教室の開催など精力的に活動している。

 第81回となる今展には、会員全員と画家の平一平さんが賛助出品。渓流を描いた油彩画や裸婦のデッサン、器などの陶芸、北上川の木版画といった多彩なジャンルの作品がそろい、それぞれに個性が感じられる。

 同集団事務局の那須川重廣さん(65)は「油絵やアクリル、陶芸、版画、デッサンと、あらゆる分野で取り組んでいるのが私たちの集まりの良いところ。刺激を受け合い、切磋琢磨(せっさたくま)しながら楽しんでいる」と話している。

 時間は午前9時から午後5時(最終日は3時)まで。火曜日休館。入場無料。

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