川辺の風景 色彩豊かに 一関地方親と子の写生会
一関地方親と子の写生会(実行委主催、岩手日日新聞社共催)は29日、一関市川崎町の川崎農山村広場で117人が参加して開かれた。北上川に架かる北上大橋付近の堤防で親子連れらがくつろぎながら写生を楽しみ、水彩絵の具やクレヨンで作品を仕上げた。
一関地方の自然や文化遺産を知ってもらうとともに、親子の対話や触れ合いを深め、表現する喜びを味わってもらいたいと、2011年から年1回会場を変えながら開かれ8回目。
午前9時から午後3時までの開場時間内に画用紙を無料で配布し、描き上げた作品の提出を求めた。あいにくの曇天となったが、参加者は今にも雨が降りだしそうな川景色を巧みな色使いで描いていた。
主催側で幼稚園・保育園と小学生、中学生、一般の各部門で審査し、市教育長賞、平泉町教育長賞、岩手日日新聞社賞などを決める。
表彰式は11月10日午前10時から同町薄衣の川崎市民センターで行われる。入賞作品展示会は同日と11日に同センターで、同17、18の両日に同市山目のイオン一関店で開かれる。