空港の役割 より深く【花巻】
いわて花巻空港のバックヤードツアー(同空港空の日記念事業運営委主催)は9月30日、花巻市東宮野目の同空港で行われた。児童生徒や一般市民らが施設内を見学したり、航空会社の社員から説明を受けたりして空港の役割に理解を深めた=写真=。
同空港で同23日開かれたスカイフェスタのサブイベント。市内をはじめ県内から小学3年以上の児童生徒、保護者ら14人が参加した。
航空機の離着陸を見学した参加者は、日本航空東北支店の社員を講師にした航空教室で航空機の構造や飛ぶ仕組みなどを学習。空港の安全な運営に活躍する除雪車、化学消防車を見学した。
化学消防車の見学では、空港消防隊の隊員から車両の仕組みなどの説明を受けたほか、特殊防火衣も試着。バスに乗り込み滑走路を走行する体験もした。
同市の亀ケ森小5年の川村拓夢君は「空港には精密機械がたくさんあり、いろいろ工夫されているのが分かった。防火衣はすごく重くて走れなかった。これを早く着て救助するのはすごい」と話し、目を輝かせていた。